【ヒューストンAFP=時事】米テキサス州ヒューストン郊外の住宅街で先週、民家の庭を悠然と歩き回るベンガルトラが目撃されて住民を恐怖に陥れていたが、警察は16日までに、このトラを無傷で保護し、動物保護施設に移送したことを明らかにした。(写真は米テキサス州ヒューストンで、当局に保護されたベンガルトラ「インディア」)
 騒ぎは9日、生後9か月のトラ「インディア」が民家の庭をうろうろしているのを住民らが発見したことから始まった。
 ソーシャルメディアに出回った複数の動画には、トラを見つけた非番の保安官代理が銃を構える様子や、飼い主の男がやってきて、リードをつけていないトラにキスし、車に乗せて走り去る様子などが映っている。
 インディアの飼い主、ビクター・クエバス容疑者は10日に身柄を拘束され、12日にいったん釈放されたものの、14日に再び拘束された。同容疑者は過去に殺人容疑で逮捕歴がある。
 ヒューストン市警は15日夜、インディアの世話を担っていたクエバス容疑者の妻が出頭してきて、引き渡しに同意したと発表した。インディアが約1週間どこにいたかについては明らかにしなかったものの、その居場所は妻が常に把握していたとしている。
 その後、警察は体重約80キロのインディアが水を与えられたり、なでられたりする様子を撮影した動画を公開。16日にテキサス州内の動物保護施設に移送されたことを明かした。
 ヒューストン市内ではトラの飼育は違法だが、テキサス州では多くの場所で一定の条件を満たせば飼育許可が下りる。同州は、飼育されているトラが多いことで知られている。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕(2021/05/18-14:03)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「【こぼれ話】米ヒューストン住宅街をトラがうろうろ…1週間後に警察が保護