【国連本部AFP=時事】カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーンで発生した火山の噴火について、国連の担当者は14日、同国で人道・経済危機が今後数か月続き、周辺諸国にも影響が出る恐れがあると警戒感を示した。(写真はカリブ海のセントビンセント島にあるスフリエール火山の噴火を捉えた衛星写真。米航空宇宙局<NASA>のウェブサイト「Earth Observatory」提供)
 バルバドス・東カリブ地域を担当するディディエ・トレブク調整官は、米ニューヨークの記者らに向けてバルバドスからビデオ通話で会見を行い、1979年から先週まで活動休止状態にあったスフリエール火山について、活動は依然活発で、噴火した9日以降、連日噴煙が上がっていると報告した。
 スフリエール火山があるセントビンセント島と、グレナディーン諸島には合わせて約11万人が暮らしており、うち2万人が自宅からの避難を余儀なくされている。
 約4000人が避難所に移送されたが、「その数は増え続けている」とトレブク氏は述べた。
 スフリエール火山の噴火はセントビンセント島のみならず、バルバドスやアンティグア・バーブーダなど周辺の島国にも中・長期的な影響を及ぼす見通し。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/04/16-12:30)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「カリブ海島国での火山噴火、周辺諸国にも影響の恐れ 国連が警告