【ウェリントンAFP=時事】ニュージーランドは6日、オーストラリアからの渡航者について、実質19日から隔離なしでの入国を認めると発表した。(写真は資料写真)
 内閣による日程承認を受けジャシンダ・アーダーン首相は、新型コロナウイルスの封じ込めにおおむね成功している両国間の往来は「2週間足らずで始まる。4月18日の午後11時59分からだ」と述べた。
 ニュージーランドは新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受け、1年以上前に国境を封鎖。一方、オーストラリアは6か月前から、ニュージーランドからの渡航者に対し、一部の州への隔離なしの入国を許可していた。
 人口500万人のニュージーランドの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死者はわずか26人。人口2500万人のオーストラリアでも、死者は1000人未満にとどまっている。
 アーダーン氏は「トラベルバブル」について、「新型コロナウイルスの流入防止対策を維持しながら、2か国間の移動を可能にした国は世界中のどこにもないと思う」「ある意味、世界をリードしていることになる」と述べた。
 苦境に立たされている同国の観光業界は、待望のトラベルバブルの実現で、今年は最大10億NZドル(約780億円)の経済効果が見込めるとしている。
 アーダーン氏は、ニュージーランドでは間もなくスキーシーズンも到来することから、トラベルバブルを活用してほしいとオーストラリアの人々に呼び掛けた。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕(2021/04/07-13:20)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「NZと豪、隔離なしで往来認める「トラベルバブル」今月中旬開始