【マイアミAFP=時事】米フロリダ州で、死骸となって見つかるマナティーが急増している。例年は1年間で175頭前後のところ、今年は3か月足らずですでに500頭以上の死骸が発見されており、当局が調査に乗り出している。(写真は資料写真)
 フロリダ魚類・野生生物保存委員会(FWC)によると、今年1月1日~3月19日の間に見つかったマナティーの死骸は540頭近くに上り、過去3年間の総数に迫っている。
 FWCは「調査はまだ続いているが、初期評価に基づく限り、痩せ衰えたマナティーが多いのは餌の減少に起因する可能性が高い」としている。
 水質悪化が藻の異常繁殖を招くことがある。これによりマナティーが食べる海草に日光が届かなくなり、海草は枯死し、マナティーは餌を失う。
 マナティーはかつて絶滅危険度の高い種とみなされていたが、ドナルド・トランプ前大統領が在任中の2017年5月にその危険度が引き下げられたため、マナティーが保護を受けられるレベルも下がっている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/03/29-12:06)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「マナティーの死骸急増、今年に入り約540頭 米フロリダ州