【ニューヨークAFP=時事】米国のジョー・バイデン大統領の就任式で詩を朗読し、一躍有名になったアマンダ・ゴーマンさん(22)が5日、帰宅時に警備員らしき男性に尾行されたとツイッターで明かした。ツイッターアカウントによるとゴーマンさんはロサンゼルス在住だが、男性はゴーマンさんが「怪しい」からとの理由で、本当の自宅かどうか問いただしてきたという。(写真は米国のジョー・バイデン大統領の就任式で詩を朗読するアマンダ・ゴーマンさん)
 ゴーマンさんは「これが黒人女性の現実だ。ある日称賛を受けても、次の日には脅威と言われる」と投稿。「彼は私が『怪しく見える』からと、ここに住んでいるのかと問いただした。私は鍵を見せて、ロックを解除して建物に入った。彼は立ち去ったが、謝罪はなかった」とつづった。
 ハーバード大学卒のゴーマンさんは今年1月、連邦議会議事堂襲撃事件を題材にした自作の詩「The Hill We Climb(私たちがのぼる丘)」を大統領就任式で朗読して国際的な注目を集め、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の頂点を決めるスーパーボウルでも詩を披露した。
 ゴーマンさんは別のツイートで「ある意味、彼は正しかった。私は脅威だ。不公平に対する、不平等に対する、そして無知に対する脅威だ。真実を話し、希望と共に歩く者は、権力者にとって明らかに、致命的に危険な存在なのだ」と書き込んでいる。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/03/08-14:51)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「米大統領就任式で朗読の詩人、「怪しいから」と尾行される