【カトマンズAFP=時事】ネパールの首都カトマンズで12日、17歳の少女がレイプされて殺害された事件をきっかけに性的暴行事件の増加が注目を集めたことを受けて、葬列を模した数百人規模の抗議デモが行われた。(写真はネパール首都カトマンズで、女性への性暴力事件の増加に抗議するため、犠牲になった被害者の葬列を模したデモに参加する人々)
 バギラティ・バッタさん(17)は今月4日、下校途中に行方不明になり、翌日に自宅がある西部バイタディ郡の村に近い渓谷で遺体で発見された。警察のこれまでの調べで、レイプされた後に絞殺されたことが明らかになっている。
 カトマンズの抗議デモでは、こうした暴力犯罪で命を落とした犠牲者を象徴するため、白い喪服姿の参加者らが竹製の担架に若い女性を乗せて運んだ。その後に他の参加者らが続き、女性に対する暴力をやめ、犠牲者のために加害者を裁くよう求めて行進した。
 こうした事件が相次いでいるにもかかわらず、目を背け続ける政府に対し、目のあたりを黒い布で覆って象徴的に抗議する参加者もいた。
 ある参加者はAFPに対し、「わたしたちは政府に異議を唱え、圧力をかけるためにここにいる。殺人犯は街中に引っ張り出して処罰するべきだ」と語った。
 別の参加者は「これまでに裁きを受けた者は皆無に等しいと述べた。「あした私や、私にとって大切な人に何かが起きたら、誰が責任を負い、誰が裁いてくれるのか? こうした疑問すべてに答えてもらうため、私はここにいる」【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/02/15-11:57)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「17歳少女レイプ殺害、ネパール首都で葬列模した抗議デモ