【バチカン市国AFP=時事】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は6日、これまでのカトリック教会の慣習を破り、シノドス(世界代表司教会議)の次官補に初めて女性を任命した。シノドスは教義に関する重要な問題を協議する組織で、次官補は投票権を有する。(写真は資料写真)
 今回次官補に任命された2人のうちの1人、フランス人女性のナタリー・ベキャール氏(52)は、2019年からシノドスの顧問を務めていた。
 シノドス事務局長のマリオ・グレック枢機卿は今回の任命について、「教会内の判断と意思決定の過程において、より多くの女性を参加させたい」という教皇の意向を表していると語った。
 シノドスは投票権を持つ司教と枢機卿が主導し、投票権を持たない専門家らも参加する。次回の開催は2022年の秋に予定されている。
 フランスを拠点とするザビエール・シスターズに所属するベキャール氏は、フランスの名門ビジネススクールであるHEC経営大学院で経営学の修士号を取得し、米ボストンで学んだ経験を持つ。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/02/08-11:53)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「ローマ教皇、司教会議上級職に女性を初任命