【ポンティアナクAFP=時事】インドネシア・カリマンタン島(別名:ボルネオ島)の動物園で飼育員を死なせた後に逃げていた絶滅危惧種のベンガルトラ2頭のうち、1頭を生きたまま捕獲したと現地警察が6日夜、明らかにした。もう1頭は射殺された。(写真は資料写真)
 西カリマンタン州シンカワンのシンカ動物園で6日、飼育されていたベンガルトラ2頭が逃げ、白い方が周辺のジャングルで目撃されていた。
 発表当初はスマトラトラとされていたが、2頭はいずれも1歳半のベンガルトラの雌。数日間続いた豪雨で囲いの柵の近くにできた隙間から逃げ出していた。男性飼育員(47)が死んでいるのが見つかり、おりの近くでは他の動物の死骸も見つかっていた。
 警察や軍、動物保護に関わる職員らは懸命な捜索活動を行い、近隣住民に対しては家から出ないよう呼び掛けた。
 地元の警察署長は6日夜、「発見した2頭目のトラを麻酔銃でおとなしくさせて捕獲した」と記者団に発表した。
 もう1頭の茶系のオレンジ色の方は、麻酔銃でおとなしくさせることができず、射殺された。保護活動家らは、飼育員にも反応せずに凶暴化していたためにやむを得なかったと説明している。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/02/08-11:43)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「動物園から逃げたトラ捕獲、もう1頭は射殺 インドネシア