【ハーグAFP=時事】新型コロナウイルスの感染抑制のため23日から夜間外出禁止令が施行されたオランダで24日、外出禁止令に抗議するデモ隊が国内の数か所で警察と衝突する事態に発展した。(写真は南部アイントホーフェンで、外出禁止令に抗議するデモの後に放火された車)
 オランダの公共放送NOSテレビによると、首都アムステルダム中心部の広場に数百人が集まり、当局は放水砲と警察犬を使用した。
 南部アイントホーフェンでは、数百人の群衆を排除するため警察が催涙弾を発射したと、地方テレビ局オムループ・ブラバントが報じている。警察によると、逮捕者は少なくとも30人に上った。
 報道によると、複数の車両が放火され、アイントホーフェンの中央駅の店舗が略奪された。地元当局によれば、23日夜にはオランダ北部の村ウルクにある新型コロナウイルスの検査施設も放火された。
 オランダでは第2次世界大戦以来となる午後9時から午前4時30分までの夜間外出禁止令が出されている。マルク・ルッテ首相は、新型コロナウイルスの死者・感染者数を減らす上で必要な措置だとしている。
 違反者には95ユーロ(約1万2000円)の罰金が科されるが、葬儀帰りの人や仕事で外出しなければならない人などは、証明書を提示すれば免除される。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/01/25-11:45)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「コロナ対策の夜間外出禁止に抗議、各地のデモで衝突 オランダ