【ワシントンAFP=時事】任期も残すところあと1か月となった米国のドナルド・トランプ大統領は21日、連邦政府が新設する建物は「美しい」ものでなければならず、新古典主義建築が望ましいとする大統領令を出した。(写真は資料写真)
 草案では、首都ワシントンのホワイトハウスや連邦議会議事堂、リンカーン記念堂に代表される新古典主義建築以外は禁止するとされていた。しかし、建築界の一部からの反発を受けて、一歩引いた格好となった。
 この大統領令は1950年代以降に建設された連邦政府の建物に言及し、現在のワシントンは調和しない建物が乱立しており、連邦政府は美しい建物を建てることをほとんどしてこなかったとしている。
 大統領令をめぐっては、ワシントンとその周辺に点在し、多くの州で模倣されてきた新古典主義建築を好む伝統主義者らが歓迎する一方、アメリカ建築家協会(AIA)は「全面的反対」を表明している。
 同協会のロバート・アイビー最高経営責任者(CEO)は、「コミュニティーが、自らのニーズに最適な建築デザインを選択する権利と責任を持つべきだ」と主張。ジョー・バイデン次期大統領と連携して対処していくと明らかにした。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/12/23-09:06)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「連邦政府が新設する建物は「美しい」ものに限る、トランプ氏が命令