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【NITE】岐阜大学高等研究院微生物遺伝資源保存センター(GCMR)が保有する病原細菌約3300株の情報を無料公開


 独立行政法人製品評価技術基盤機構 [NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原] は、岐阜大学高等研究院微生物遺伝資源保存センター(GCMR) [センター長:田中 香お里、所在地:岐阜県岐阜市柳戸] が管理・保管している病原細菌の菌株約3,300株の情報を、NITEが運営する「生物資源データプラットフォーム」(DBRP)に登録し、2月21日から無料で公開を開始しました。是非検索いただきご活用ください。

DBRPで検索できるGCMRの微生物情報は?
 DBRPは、GCMRの微生物以外にも約6万株以上の微生物資源とその関連情報(微生物の特性情報、オミックス情報など)を収録しており、これらを一元的に検索することができるデータプラットフォームです。  

 GCMRでは、日和見感染菌を含む広汎な病原細菌を維持・提供しています。 このたび食中毒の原因となった食品から分離された細菌や、臨床分離株を中心に、GCMRが保有する約3,300株の微生物情報がDBRPから閲覧可能となりました。これに伴い、下図の検索イメージのようにDBRPの検索用の新たなカテゴリとして、「食中毒」、「多剤耐性菌」も追加し、これらの属性からも検索可能となりました。 

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202402256969-O1-Yb23yYJh
 図1 カテゴリからの検索イメージ       
DBRP「カテゴリから探す」https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/category

GCMR提供菌株の利用条件やお問い合わせ先
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/dataview?dataId=COLL0001100000001

DBRPについて皆様のご意見をお待ちしております
 ユーザのニーズに基づいたデータの収集、検索機能の強化を行って、DBRPをより便利にご利用いただけるデータベースに改良することを目指しております。

岐阜大学高等研究院微生物遺伝資源保存センター(GCMR)について
 岐阜大学高等研究院微生物遺伝資源保存センター(GCMR)は、日和見感染菌を含む広汎な病原細菌を維持し、医学を主とするライフサイエンス領域の研究の発展と遺伝資源の有効利用に資することを目的とした施設です。
詳細はこちら:https://www1.gifu-u.ac.jp/~g_cmr/outline.html

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)バイオテクノロジーセンター(NBRC)について
 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)バイオテクノロジーセンター(NBRC)は、9万5千株の微生物を中心とした生物資源及びそれらにかかわるデータの提供を行っています。
詳細はこちら:https://www.nite.go.jp/nbrc/index.html

 また、国内外の多様な微生物を収集・保存するとともに、有用微生物の活用技術や安全・取り扱い情報等を広く社会に提供することで、バイオ産業の発展に貢献しています。
ミニ動画~NBRCってなに?~:https://www.youtube.com/watch?v=rttCwdYR4hk

 吉本興業所属のお笑いコンビ、アインシュタインさんがNBRCを紹介する動画もぜひご覧ください。
アインシュタインのイナダスコープ【NBRC編】:https://www.youtube.com/watch?v=oTvEqcN44cQ

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