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電通グループと三井住友フィナンシャルグループ、合弁会社「株式会社SMBCデジタルマーケティング」を設立


2021年7月8日
株式会社 電通グループ
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第1部 証券コード:4324)

電通グループと三井住友フィナンシャルグループ、 合弁会社「株式会社SMBCデジタルマーケティング」を設立

 株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、以下同社グループを総称して「電通グループ」)は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(本社:東京都千代田区、執行役社長グループCEO:太田 純、以下同社グループを総称して「SMBCグループ」)と共同で、金融ビッグデータを活用した広告・マーケティングサービス事業を営む合弁会社「株式会社SMBCデジタルマーケティング」(代表取締役社長:高野 義孝、以下「SMBCデジタルマーケティング」)を本日(2021年7月8日)設立しました。なお、新会社は株式会社電通グループの持分法適用会社となります。

1、SMBCデジタルマーケティング設立の背景
昨今の事業環境および個人の消費行動の急速な変化に伴い、企業におけるマーケティング領域のデジタル化は一層進み、より正確かつ信頼性の高いデータに基づく広告やマーケティングのニーズが高まっていくことが予想されます。
SMBCグループの個人のお客さまのニーズも、人生100年時代の到来やデジタル化・キャッシュレス化の進展の中で多様化・複雑化しています。そのような状況下、SMBCグループは、一人ひとりのお客さまのニーズや課題を理解したうえで、それらを解決する商品やサービスに出会う機会を提供する広告は有益なものであると考えています。
SMBCグループでは、これまでもお客さまの理解に努め、一人ひとりのお客さまに対して、ライフイベントや状況に応じた金融サービスを中心にご提案・ご案内していますが、お客さまのニーズ・課題は金融にとどまるものではありません。金融・非金融を問わず、広告というかたちでお客さまにとって有益とみられる情報をお届けすることは、お客さまの生活の質を高める新たな付加価値のご提供に繋がると考えています。
電通グループは、当社グループが持つ広告マーケティング、およびデジタル領域のソリューションの知見を活用し、SMBCグループと一緒に取り組むことで、この実現を目指します。また、知見の活用にとどまらず、SMBCグループとの合弁会社を設立することで、シナジーを最大化させ、持続的な成長を実現していきます。
なお、電通グループは、顧客企業と社会の持続的成長にコミットする「インテグレーテッド・グロース・パートナー」への進化を目的として、4つの新しい事業領域※1に注力した競争力強化を図っていますが、今回の合弁会社設立は、この全ての領域の強化を加速する取り組みであると考えて位置づけています。

2、SMBCデジタルマーケティングの事業内容
 株式会社三井住友銀行が同社のお客さまからお預かりしている属性情報やご利用履歴などの情報を活用することにより、お客さまの潜在的な興味関心やライフスタイルを推測し、三井住友銀行アプリ※2などのチャネルでお客さまに適すると考えられる広告コンテンツをお届けしていきます。さらに、今後、電通グループとSMBCグループが持つ多様な知見・ノウハウを融合させることで、新しい広告配信先やサービスの開発等を推進して、お客さまに新たな付加価値を提供することに努めてまいります。

■SMBCデジタルマーケティングが扱うお客さまの情報の取り扱いについて
SMBCデジタルマーケティングが三井住友銀行のお客さまの情報を利用する際には、厳格な管理の下、SMBCグループ内の共同利用※3の目的に限って利用します。また、個人情報が適切に管理されているか、弁護士等外部有識者も交えた定期的なモニタリングを実施いたします。なお、電通グループ各社※4および広告主である法人のお客さまへの個人情報の提供は行いません。

【新会社の概要】
社  名:株式会社SMBCデジタルマーケティング (英語表記 SMBC Digital Marketing, Ltd.)
所 在 地:東京都千代田区丸の内一丁目3番2号
資 本 金:1億円(資本準備金1億円)
出資比率:株式会社三井住友フィナンシャルグループ66.0%、株式会社電通グループ34.0%
(新会社は三井住友フィナンシャルグループの連結子会社、電通グループの持分法適用会社
となります)
役  員:代表取締役社長 高野 義孝、取締役副社長 大久保 卓哉、取締役 平手 佑季
設 立 日:2021年7月8日
事業内容:
(1)広告・マーケティング施策の企画・制作
(2)データ分析および広告配信に関する事業
(3)その他前各号に付帯又は関連する一切の事業

 
※1:
電通グループの国内事業(電通ジャパンネットワーク)の新しい事業領域(AX、BX、CX、DX)
AX(Advertising Transformation)領域:
広告の高度化・効率化を実現する広告宣伝変革領域
BX(Business Transformation)領域:
顧客企業の事業変革を実現するビジネス変革領域
CX(Customer Experience Transformation)領域:
最適な顧客体験をデザインし、実現するカスタマーエクスペリエンス変革領域
DX(Digital Transformation)領域:
マーケティング基盤の変革を実現するデジタル変革領域

※2:
三井住友銀行アプリ:株式会社三井住友銀行が提供する、インターネットバンキング(SMBCダイレクト)の一部機能を簡単にご利用いただけるアプリ

※3:
株式会社三井住友銀行では、SMBCグループのグループ各社との連携強化による、より付加価値の高い各種商品・サービスのご提供やグループ全体の経営管理やリスク管理の実施・強化を行うため、個人情報保護法第23条第5項第3号に基づき、所定の態勢整備を実施したグループ各社との間で、お客さまの個人情報を共同利用しています。

※4:
SMBCグループであるSMBCデジタルマーケティングを除きます。

 




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