産学連携プロジェクト(PBL)で学生が自らほしい就活支援をテーマに企画したコンテンツが完成
2021年2月19日
帝京大学
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102171165-O1-15XFU178】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102171165-O2-20rzTtkm】
産学連携プロジェクト(PBL)で学生が自らほしい就活支援をテーマに企画したコンテンツが完成 帝京大学・田口仁ゼミがベネッセi-キャリアとの共同開発コンテンツを
就活生向けオンラインイベントで配信
帝京大学 共通教育センター田口仁ゼミが、株式会社ベネッセホールディングスとパーソルキャリア株式会社の合弁会社:株式会社ベネッセ i-キャリア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:原野 司郎氏、以下:ベネッセ i-キャリア)とタイアップし、学生による学生のための就職活動支援コンテンツを共同開発しました。
就職活動を経験した学生が開発に加わることで、等身大の、かつ実践的なコンテンツを完成させることができました。完成したコンテンツは、1月8日から、成長支援&逆求人型就活サービス『doda キャンパス』で展開しているオンラインキャリア講座『doda キャンパスゼミ』を通して配信し、高評価をいただきました。
■共同開発したオンラインイベントコンテンツの内容
①「面接における逆質問のやり方」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102171165-O4-z6T581ON】
就職活動を終えた多くの先輩たちが、実体験から困った「意外なポイント」を取り上げました。面接の最後に面接官から学生に聞かれる、いわゆる「逆質問」がテーマです。
面接官の役職に合わせて引き出したい話題や、聞きにくい質問をアレンジする工夫、企業研究から深める逆質問など、すぐに実践できるノウハウを得られるようなコンテンツにしました。
②「OBOG訪問の進め方」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102171165-O5-X5m9567T】
志望する企業を深く知るため、自分を知ってもらうため、積極的にやってみたいけれど、案外ノウハウがなく躊躇してしまうという声が多かった「OB・OG訪問」をテーマにしました。
OB・OGの探し方からアポイントの取り方、当日の質問準備など、就職活動や社会人とのやりとりに慣れていない方でも、すぐに動き出せるコンテンツにしました。
■オンラインイベントを視聴した学生からの反響
2つのコンテンツをそれぞれ2日程でコンテンツ配信し、参加した約100名の学生の事後アンケートの満足度評価(5段階評価)平均は4.6を超えました。
書籍などからは十分に情報が入手しにくいもので、開発した学生が実際に困ったシーンを盛り込み、具体的な方法が語られるなど、学生目線でのコンテンツづくりが受講者のニーズに合致したことが確認できました。
■共同開発プロジェクトの進行プロセス
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102171165-O6-64D697AZ】
1. オリエンテーション
2020年10月中旬、田口ゼミの学生40名に向けてオンラインイベントコンテンツ共同開発に関するオリエンテーションを開催。
2. 田口仁ゼミでのプロジェクト活動
3年生と4年生が別々のチームに分かれて議論をスタート。
3年生は就職活動を進めるうえでの不安や今欲しい情報を挙げながら企画を検討し、4年生は1年前の自分たちを振り返りながら後輩に伝えたいことを企画に落とし込んでいきました。
今回採用された2つのテーマ以外にも、「他己分析」「企業担当者登壇型の企業研究会」など、学生の実感値が詰まったアイデアが複数出ていました。
3. 田口仁ゼミとベネッセ i-キャリアとのコラボレーション活動
参加学生とベネッセ i-キャリアのイベント担当チームが共同し、仮説構築、調査、企画立案、プレゼンテーションまで、何度も議論を重ねながらプロジェクトを進めました。11月中旬にプレゼン審査で企画テーマが決定。12月下旬までかけて、さらに企画会議を重ねてコンテンツを完成しオンラインイベントで配信することができました。参加した学生からは「仮説立案から検証のサイクルの重要性を学ぶことができた」、「自分たちの企画が世の中の就活生に発信されることがうれしい」といった手応えを掴んだ声が聞かれました。
■共同開発プロジェクトの意義(帝京大学 共通教育センター 田口仁)
ゼミでは、『感謝還元』をスローガンに、先輩学生が自身の経験を後輩たちに積極的に伝え、その言葉から得られる気づきから、後輩たちは等身大の就職活動を具現化できる場が醸成されています。納得した進路決定に向けた活動を先輩から後輩に伝える場が日常にあることがゼミの特長でもあります。また、特に「働くを学ぶにつなげる」ことに積極的に取り組んでおり、就業観、職業観を育むキャリア形成支援を行っているベネッセ i-キャリアと産学連携プロジェクト(PBL)を行うことになりました。
今回のプロジェクトでは、4年生の先輩が後輩たちに参加してもらいたい、また3年生自身が参加したい、そういったものを作り上げる意気込みでコンテンツの企画を行ってきました。また、企業の方との真剣な議論をしながら洗練させていく過程を経験することで、他者にも貢献し、自身も達成感を感じるいい機会になりました。
■帝京大学 共通教育センター 田口仁ゼミ 「キャリアデザイン演習」について
社会で活躍する人材をめざし、社会とは?働くとは?自分とは?などの問いに多様な角度から向き合うことで、一人ひとりが自己のキャリア形成をめざす少人数形式のゼミです。文系学部横断のゼミであり、所属する学部だけではなく、他学部の学生とも仲間になれる演習です。田口仁ゼミは、その中でも「学生の多様性と柔軟性の確保」を目的に、日本で就職を希望する外国人留学生を加え、日本人と留学生が共に学ぶ「共生」を意識した授業運営をめざしています。現在、中国、ベトナム、バングラディシュの留学生が在籍しており、来年度は、韓国、マレーシアも加え、5カ国の留学生と日本人が、自身のキャリア形成に向き合う機会を提供しています。
■帝京大学について
帝京大学は、1966年に東京都八王子市に開学されました。
当初は文学部国文学科・英文学科、経済学部経済学科の2学部3学科、学生数200人から始まり、時代の変遷とともに学び舎としての可能性を広げてきました。生まれ持った個性を最大限に生かすべく知識と技術を身につけ責任をもった行動ができる人材の育成をめざすため、教育理念として「自分流」を掲げ、教育指針として「実学」「国際性」「開放性」を定めています。
■「dodaキャンパス」について< https://campus.doda.jp/ >
「dodaキャンパス」は、学生が自身の成長努力や学び・経験などをデータベースに蓄積し、個性を可視化することにより、企業が長期インターンシップや採用などのオファーを直接送ることができる「成長支援&逆求人型就活サービス」です。幼児から大学生までの学習支援を行うベネッセホールディングスと、パーソルキャリアが持つ転職支援のノウハウを融合させることで、学生から社会人までワンストップでの長期的な支援を目指します。
■株式会社ベネッセi-キャリアについて< https://www.benesse-i-career.co.jp/ >
株式会社ベネッセコーポレーションの大学教育事業部門とパーソルキャリア株式会社の新卒就職支援部門とで、2015年4月に設立された合弁会社です。両社の力を最大限に活用して、大学の教育支援、学生の就活支援、および企業の採用支援を行う事業を推進しています。大学生向け教育事業と新卒学生に特化した就職支援事業を合わせることで、学生の力を伸ばし、学生が自分を活かせる職場に出会い、自らの力で社会に貢献できる人材になることを支援してまいります。教育事業と就職支援事業の一体的な運営を通じて「まなぶ と はたらく をつなぐ」ことを目指します。
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