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千葉商科大学が自然エネルギー100%大学の実現に向けた取り組みで新エネ大賞新エネルギー財団会長賞を受賞


2021年1月26日

千葉商科大学

千葉商科大学が自然エネルギー100%大学の実現に向けた取り組みで
新エネ大賞新エネルギー財団会長賞を受賞

千葉商科大学(学長:原科幸彦)の自然エネルギー100%大学の取り組みが、一般財団法人新エネルギー財団(会長:市川祐三)の「令和2年度新エネ大賞」で、「新エネルギー財団会長賞」を受賞しました。

新エネ大賞は、一般財団法人新エネルギー財団が、新エネルギー等の導入の促進を図ることを目的として、1996年度から毎年実施しています。新エネルギー等に係る機器の開発、設備等の導入、普及啓発、分散型エネルギーの活用及び地域に根ざした導入の取組みを広く公募し、これまでに239件の優れた取り組みが表彰されています。

このたび本学が受賞したのは、「自然エネルギー100%大学(電力)の達成」です。先導的な事例として新エネルギー等の普及促進に大きな役割を果たすものとして認められました。

本学は、2017年11月にメガソーラー野田発電所を中心とした本学所有の太陽光発電設備での発電量(FIT売電と自家消費)と、本学の消費エネルギーの総量を同量にする環境目標を宣言し、2019年1月には発電量が消費電力量を上回り、電力生産での自然エネルギー率100%を達成しました。

また、本学の主要キャンパスで使用する電力も、2019年8月からすべて再生可能エネルギーへ切り替えました。現在は2023年度にガスを含めたすべての消費エネルギーに相当する発電を行うことを目標に掲げ、大学が自らの力による再エネ発電の実例を示し、その過程で得た経験や知見やノウハウを社会に提供することで、企業や公共主体など、様々な主体が自然エネルギー100%をめざすことを支援しようとしています。

これらの取り組みは、電力についてSDG12のつくる責任、つかう責任の双方を果たすSDGsの目標達成にも貢献しています。

※環境への取り組みは、これまでにも2003年度に千葉県初で学生主導によるISO14001の取得、2010年度には市川キャンパス内に太陽光発電設備を設置し、CO2排出量10%削減(1990年比)の目標を達成しています。

◆令和2年度「新エネ大賞」(一般財団法人新エネルギー財団)受賞について
賞:「新エネルギー財団会長賞」
受賞件名:「自然エネルギー100%大学(電力)の達成」
評価ポイント:大学所有のメガソーラーの導入と増強(2,884kW)、キャンパス各棟屋上への太陽光パネルの導入、合わせて新電力から非化石証書を購入することにより「自然エネルギー100%大学」を国内で初めて実現していること、再エネ由来の電気調達手段は多様なオプションをうまく活用して再エネ100%を達成しており、今後他の大学等への波及が期待できる。

受賞コメント
本学は2019年に電力に関して自然エネルギー100%、すなわちRE100を達成しました。自ら太陽光発電を行うとともに、風力、バイオマスの電力は新電力から調達しています。本学の経験をお伝えし、日本各地の大学でRE100大学を実現すべく、自然エネルギー大学リーグを立ち上げます。準備会は2月18日に活動開始。多数の大学の参加を期待します。



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