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第34回 東洋大学「現代学生百人一首」 入選作品100首、小学生の部入選作品10首を発表


2021年1月15日
東洋大学

 

若者の感性で振り返る2020年
<文部科学省後援> 第34回東洋大学「現代学生百人一首」
入選作品100首、小学生の部入選作品10首を発表

日本国内外から集まった“現代の学生”ならではの
ユニークな65,499首の作品から選定
URL:https://www.toyo.ac.jp/site/issyu/

 東洋大学(東京都文京区/学長・矢口悦子)が実施する「現代学生百人一首」は、本学が1987 年に創立100周年を迎えた際に、「百」にちなんだ記念行事のひとつとして始めた事業であり、毎年大きな反響と多くの方々からのご支持をいただいております。全国で最も累計応募数の多い短歌コンクール(※)であり、第1回から第34回までの累計応募作品数は1,573,080首を数えます。

 34回目となる今回は、65,499首の作品が寄せられました。ここに紹介する入選作品100首からは、2020年の話題や世の中の出来事、そして日常生活に対する若者たちの感性をうかがい知ることができます。
 作品募集のテーマである「現代学生のものの見方・生活感覚」を基準に、厳正に審査された入選作品100首を発表するとともに、小学生の部入選作品10首も併せて紹介いたします。また、学校全体で取組み、多数の優れた作品を応募いただいた学校に贈呈する「学校特別賞」も5校選出いたしました。
(※)2021年1月13日 本学調べ

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<第34回 東洋大学「現代学生百人一首」概要>

■テーマ :「現代学生のものの見方・生活感覚」を詠みこんだ短歌
■応募総数 : 65,499首(内、小学生520首)
■応募校総数: 633校
■応募期間 : 2020年9月18日(金)~10月14日(水)
■選考方法 :東洋大学「現代学生百人一首」選考委員会にて選考
<選考委員長>
・高柳 祐子 東洋大学文学部准教授
<選考委員>
・神田 重幸 東洋大学名誉教授
・中川 佐和子 歌人/歌誌『未来』編集委員・選者
・坂井 修一 歌人/歌誌『かりん』編集人 現代歌人協会副理事長

詳細は、本学Webサイト内、現代学生百人一首ページ(https://www.toyo.ac.jp/site/issyu/)よりご覧ください。
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≪CONTENTS≫
第34回応募作品を振り返って ・・・P.2
2020年の世相が反映された入選作品 ・・・P.2
「学校特別賞」受賞5校 ・・・P.2
入選作品100首 ・・・P.3~6
小学生の部入選作品10首/日本語学校・外語学校優秀作品 ・・・P.7
応募校数・応募作品数データ ・・・P.8~9

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<第34回 応募作品を振り返って>

 今回の募集要項を発表した時期(2020年6月)は新型コロナウイルスの影響による休校も多く、応募が減るのもやむを得ないと考えていましたが、予想に反し、日本国内外から6万5千首を超える作品が集まりました。今回で34回目を迎えますが、コロナ禍においても募集を継続できた意義は大きいと感じています。コロナ禍での新しい生活の中で、自分自身を見つめなおしたり、思わぬ発見があったりと、学生の「いま」をリアルに切り取った作品が多数寄せられました。また受験や就職を控えた学年では、進路や未来への希望や不安を詠んだ作品もみられました。さらに今回は、実体験が得にくい状況下で、インターネットを通じたコミュニケーションを取らざるを得なかった学生たちの経験や思いを詠んだ作品も多数寄せられ、新しい時代に生きていく若者たちの姿が垣間見られました。

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■2020年の世相が反映された入選作品
【学校生活】
・画面越し毎日見てた担任がデカくてびびる初登校日(№16)
・久々に着た制服の窮屈さ自粛期間の長さを語る(№20)
・学校のリモート授業寝落ちして起きたら画面に僕しかいない(№22)
・背番号全員付けて挑む夏いつもと違う特別な夏(№40)
・歓喜の輪ハイタッチじゃなくヒジタッチ新しい日々始まる一歩(№46)
・通学路雨浴び輝く紫陽花を一人楽しむ分散登校(№55)
・入学式すぐに実習キュウリ植えいきなり今日から農高生だ(№83)

 休校措置、オンラインによる授業、部活動の休止や大会の中止など、2020年の学生たちを取り巻く環境は想像もできなかったことばかり。その状況下で感じた思いを詠んだ歌が多かったことが今回の特徴です。

【時事・社会問題】
・自粛中あつ森でする海水浴ゲームで感じる季節の移ろい(№3)
・今や皆二人の自分かかえてる社会の自分とネットの自分(№26)
・七枚に大坂なおみの強い意志優勝で示す命の在り方(№41)
・マスクどこ頭を下げても聞いてくる見えてないのか前の貼り紙(№52)
・レジ前で親分みたいなおじさんのバッグ持参にちょっとときめく(№61)

 コロナ関連話題だけでなく、リアルとインターネットの自分、有名スポーツ選手の行動、レジ袋有料化など、興味や関心を持ったさまざまな事象を、若者ならではの視点で詠んだ作品が寄せられました。

【家族】
・待つ人がいるから毎日病院へがんばる母にエールを送る(№23)
・テレワーク父の携帯鳴り止まない乾いた笑いおそらく上司(№25)
・リモートで祖父母の家におじゃまして電子マネーでこづかいもらう(№29)
・ダンボール開けると秋の味覚たちつめ込む祖父の笑顔が浮かぶ(№59)

 外出制限や親の在宅勤務により家族がずっと一緒にいることで、母親の大変さを改めて知ったり、父親の仕事ぶりを垣間見たりなど、作者にさまざまな意識や感情の変化をもたらしたと感じる歌が多くみられました。また、遠方に住む祖父母に会えない寂しさを詠んだ歌が多かったことも、今回ならではの傾向です。

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=「学校特別賞」受賞5校=
群馬県 高崎商科大学附属高等学校 ・・・・本リリースP.3に作品掲載
埼玉県 狭山市立堀兼中学校 ・・・・本リリースP.3に作品掲載
東京都 東京都立美原高等学校 ・・・・本リリースP.5に作品掲載
岐阜県 岐阜県立大垣商業高等学校 ・・・・本リリースP.5に作品掲載
長崎県 佐世保市立柚木中学校 ・・・・本リリースP.6に作品掲載
※学校特別賞の受賞校には本学より盾を授与いたします。

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※下記詳細につきましては、添付リリースをご確認ください。
・入選作品100首および小学生の部10首
・選外作品から
・応募校数・応募作品数データ

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