なぜ『ドライブ・マイ・カー』はアメリカでの評価が高いのか 制作側が考える、傷ついた社会が求めた2つの「治癒力」

デジタルハリウッド大学にて行われた特別講義に、C＆Iエンタテインメント代表取締役で映画プロデューサーの久保田修氏が登壇しました。「日本映画におけるクリエイティブとビジネス」をテーマに、映画業界を志す学生に向けて、映画とビジネスの深い関係性を解説しました。本記事では、久保田氏がエグゼクティブプロデューサーを務め、カンヌ国際映画祭やアカデミー賞などを獲得した、村上春樹氏原作の映画『ドライブ・マイ・カー』について、どのような経緯で受賞に至ったのか、その背景が語られました。