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NEC、日本サニパックのインドネシア工場にスマートグラスを用いた遠隔業務支援サービスを提供


TOKYO, Mar 26, 2021 - (JCN Newswire) - NECは、ポリ袋・ゴミ袋の製造販売を行う日本サニパック(本社:東京都渋谷区、代表者:井上 充治)のインドネシアにある生産拠点PT. Sanipak Indonesiaへ「NEC 遠隔業務支援サービス」を提供しました。新型コロナウイルス禍で人の移動が制限される中、インドネシアで働く従業員がスマートグラスで撮影した映像をもとに日本の技術者が業務支援を行います。今回提供したサービスは、スマートグラス5台を用いて3月より稼働開始しています。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて人の移動が制限される中、製造業では生産ラインの立ち上げや製造品質の向上のために日本から海外の生産拠点に出張し、業務支援を行うことが極めて困難になっています。WEB会議システムなどを通じて、拠点をまたいだ情報共有を図ることはできるものの、製造過程の作業や設備の状態など現場を視認しながら技術指導を行うことが課題となっています。

こうした課題を背景に、NECは「NEC 遠隔業務支援サービス」をPT. Sanipak Indonesiaに提供し、現地の作業者と日本の技術者の間でリアルタイムに映像・音声をつなぎ、遠隔から現地の業務を支援します。本サービスは、NECソリューションイノベータが2016年に開発したもので、作業者用の端末としてスマートグラスを利用することで、ハンズフリーでの現場作業の共有が可能になります。また支援者は、共有されている映像に文字や矢印を加えて指し示すなど、AR(拡張現実)を活用した音声だけでは伝わらない細かいコミュニケーションを実現します。

今回、日本サニパックのPT. Sanipak Indonesiaへ5台のスマートグラスを提供し、現地作業者900人の製造工程と品質管理工程における業務を視認しながらの支援が可能となり、生産性や品質の向上に貢献します。

NECは、人やモノ、プロセスの情報・状態をバリューチェーン全体で共有し、新たな価値を生み出す「NEC Value Chain Innovation」(注)を推進しています。デジタル技術の活用により、物理的な距離の制約を取り払うことで、New Normalに対応した働き方を実現していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202103/20210326_02.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。



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