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NEC、チェコ気象庁からベクトル型スーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」を受注


TOKYO, Feb 12, 2021 - (JCN Newswire) - NECは、チェコ気象庁(Czech HydroMeteorological Institute:CHMI)からベクトル型スーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」を9月に受注しました。本スーパーコンピュータは2020年12月に稼働を開始し、チェコ気象庁における将来の気象災害の軽減を目的とした高解像度での地域気候モデルの解析に使用されます。

今回NECが納入した、「SX-Aurora TSUBASA」は、NECが長年スーパーコンピュータ開発で培ったLSI技術と高密度実装技術、高効率冷却技術などを結集したカード型のベクトルエンジン(VE)を多数搭載する省電力なサーバです。世界トップクラスの単一コア性能及び単一コアメモリ帯域を持ち、科学技術計算や大規模データの高速処理を得意とし、気象予報、地球環境変動解析、流体解析、ナノテクノロジーや新規素材開発などのシミュレーション、AI活用において高い実効性能を実現しています。

最先端の水冷(DLC)方式とサイドクーラー技術を組み合わせ、排熱がコンピュータルームに漏れないようにすることで、高効率冷却技術を実現しました。これにより、空調設備を追加することなく、当初想定されたものよりもはるかに優れた電力効率で稼働させています。

新システムでは、将来の気候とその変化がどのように現れるかをシミュレーションします。例えば、将来の干ばつの頻度と大きさ、洪水や強風のような極端な気象現象の変化を予測するのに役立ちます。将来的には、これらの気候変動の影響を緩和する適応策検討に貢献することを目指します。

なお、今回の発表にあたり、CHMIの数値予報部門の責任者であるRadmila Brozkova氏から、以下のエンドースメントを頂戴しております。「当社にとって、新たなNEC SX-Aurora TSUBASAを稼動させることは非常に喜ばしいことです。NECのベクトル技術は、とりわけ当社の生産コードの大部分を書き換える必要がないため、非常に魅力的な代替案となります。もう一つの大きな利点は、応用性能のゲインファクターと電力消費との優れた比率です。」

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202102/20210212_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。


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