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16日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安と3日ぶり反落、深セン創業版は1.5%高と続伸


16日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.81ポイント(0.15%)安の3246.45ポイントと3日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、5.06ポイント(0.15%)安の3399.91ポイントで取引を終えている。

短期金利の上昇が嫌気された。中国人民銀行(中央銀行)は16日、約3週ぶりとなる高水準の資金を供給したものの、上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物に下げ止まりの気配はない。約2週間ぶりの高い水準に達している。人民元安基調が続いていることもネガティブだ。海外マネー流入の縮小も警戒。中国本土・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)を通じた取引では、上海株の売り越しが続いている。

業種別では、資源・素材株がさえない。非鉄の洛陽モリブデン(603993/SH)が2.8%安、建材の北京金隅(601992/SH)が3.8%安で引けた。直近の上げが大きかった炭素材メーカーの方大炭素(600516/SH)は10.0%安と急落。石油関連株や石炭株の一角も売られている。自動車株やゼネコン株なども軟調だった。銀行株も総じて下げている。

一方、ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数は1.5%高と大幅に3日続伸。構成銘柄の約8割が上昇した。創業板を巡っては、現地メディアが14日、「国家隊」と呼ばれる政府系の機関が今年第2四半期(4~6月)にかけて、同市場に大口の資金を投入していたと報じている。この日の上海市場でも、IT関連株やメディア株などが逆行高した。

外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.22ポイント(0.07%)高の334.75ポイント、深センB株指数が2.07ポイント(0.18%)安の1169.27ポイントで終了した。

【亜州IR】



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