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19日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安と3日ぶり反落、石油セクターさえない


19日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比11.71ポイント(0.38%)安の3101.30ポイントと3日ぶり反落した。約1カ月半ぶりの安値水準に低迷している。上海A株指数も下落し、12.30ポイント(0.38%)安の3247.48ポイントで取引を終えた。外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数は0.37ポイント(0.11%)安の332.06ポイント、深センB株指数は1.92ポイント(0.18%)安の1094.32ポイントで終了した。

指標発表前に買い手控え。中国ではあす、2016年のGDP成長率や昨年12月の各種経済指標がまとめて公表される。結果を見極めたいとするスタンスが強まった。来週末から始まる春節の大型連休を前に、資金ひっ迫の警戒感も再び意識される。中国人民銀行(中央銀行)はリバースレポを通じた資金供給を継続しているが、市中金利の上昇に歯止めはかかっていない。

業種別では、石油関連株がさえない。中国石油化工(600028/SH)が1.8%安、中国石油天然気(601857/SH)が0.8%安で引けた。産金株や鉄鋼株、保険株なども安い。インフラ関連株の一角も売られた。

【亜州IR】



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