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アイル---2Q売上高60.45億円、CROSS-OVER シナジー戦略効果によりストック型ビジネス商材の販売実績が伸長


アイル<3854>は7日、2022年7月期第2四半期(21年8月-22年1月)連結決算を発表した。売上高が60.45億円、営業利益が8.47億円、経常利益が8.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が5.63億円となった。当第1四半期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年7月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。このため、対前年同期増減率は記載していない。

同社グループは、業務のDX化が必要な中堅・中小企業顧客の経営課題を解決するための商材を「リアル」と「Web」の両面から開発・提案し、顧客の企業力強化を図ることを「CROSS-OVER シナジー」戦略とし取り組んだ。「CROSS-OVER シナジー」戦略は、同社グループにとって商談時の競合力を強化するだけでなく、顧客満足度も向上させるものである。この戦略効果により、同社グループが重視するストック型ビジネス商材の販売実績が大きく伸長し、利益体質の強化が図られている。

販売実績は、「リアル」面では、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力の強化を、業種別に継続して進め、販売面でもパートナー企業との連携に加え、コロナ禍においては、Web会議を利用した打合せ等を積極的に行うことによって、豊富な業種別の導入事例をもとに顧客毎に最適なシステム活用方法を提案していくことで、受注実績は過去最高を記録した。

「Web」面では、複数ネットショップ一元管理ソフトである「CROSS MALL」について、新たなショッピングモールとの連携開発を当期も継続して取り組んだ。今後も引き続き、複数モールとの連携機能強化を行うとともに、既存の顧客から機能面における要望を収集し、迅速に新機能として反映させることで、商品力を向上させ販売実績を伸ばしていく。また、ネットショップと実店舗のポイント・顧客一元管理ソフトである「CROSS POINT」も、販売実績を伸ばしている。

2022年7月期通期の連結業績予想については、売上高が133.00億円、営業利益が20.00億円、経常利益が20.26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が12.97億円とする期初計画を据え置いている。なお、当第1四半期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載していない。


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