ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433>は8日、2021年8月期第2四半期(20年9月-21年2月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比13.4%増の410.60億円、営業利益は同32.4%増の25.08億円、経常利益は同40.6%増の26.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同47.2%増の15.20億円となった。

アウトソーシング事業の売上高は前年同期比2.5%減の113.75億円、営業利益は同14.1%増の13.02億円となった。強みである通信・モバイル分野では、料金プランや契約方法の多様化など業界環境の変化を踏まえ、クライアントとの関係強化に取り組んだ。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、インバウンド関連の案件などが縮小したが、政府や地方公共団体による各種経済施策の運営業務を受託するなど、新規案件の獲得に注力した。

人材派遣事業の売上高は前年同期比23.8%減の32.97億円、営業利益は同20.6%減の2.19億円となった。政府や地方公共団体関連の案件獲得に努めたが、ツーリズム関連案件の大幅な減少に加え、クライアントの店舗休業、時短営業などの影響により、業務が縮小した。

EC・TC支援事業の売上高は前年同期比44.1%増の206.00億円、営業利益は同78.3%増の7.30億円となった。強みとするファッション・スポーツ分野では、これまでのノウハウの蓄積を活かしたサイト運営の強化により既存クライアントを中心に業績を拡大するとともに、食品分野など新たな業界のECサイト運営受託の拡大に取り組んだ。

ホールセール事業の売上高は前年同期比39.5%増の51.72億円、営業利益は同193.6%増の4.75億円となった。保有する有力コンテンツやインフルエンサーを活用し、高付加価値の商品企画・販売を強化することにより、既存クライアントの売上拡大に加え、新規取引先の開拓を促進した。

その他の売上高は前年同期比72.1%減の6.15億円、営業損失は2.11億円(前年同期は0.86億円の損失)となった。システム開発の受託案件などが拡大したが、訪日外国人向けのランドオペレーティングなどの案件が大幅に縮小した。

2021年8月通期の連結業績予想については、売上高は前期比2.1%増の730.00億円、営業利益は同11.1%増の35.00億円、経常利益は同7.1%増の36.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同37.1%増の18.80億円とする期初計画を据え置いている。

また、同日、2021年8月期の期末配当金について、1株当たり10.75円の期末配当に、1株当たり3.00円の「上場10周年記念配当」を加え、1株当たり13.75円の配当を実施することを発表した。これにより当期の年間配当金は1株当たり24.50円となる。


<ST>

情報提供元:FISCO
記事名:「ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス---2Qも2ケタ増収増益、上場10周年記念配当の実施を発表