■業績動向

1. 2021年3月期第3四半期累計業績の概要
TOKAIホールディングス<3167>の2021年3月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比1.2%減の139,792百万円、営業利益が同6.7%増の9,901百万円、経常利益が同4.8%増の9,929百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.3%増の5,936百万円となった。

売上高は、継続取引顧客件数の増加(前年同期比130千件増の3,063千件)や法人向け情報通信事業の拡大等による増収があったものの、ガスの仕入価格に連動した販売価格の低下(利益影響なし)やコロナ禍における営業活動の遅れが影響し、前年同期比で若干減収となった。利益面では、一部の事業においてコロナ禍の影響を受けたものの、顧客件数増加に伴う月次課金件数増加等による増益や、法人向け情報通信事業の増益、LPガス事業の利幅改善による増益等でカバーし、各利益は2期連続で過去最高を更新した。

事業セグメント別で見れば、売上高はCATV事業やアクア事業が増収となったもののエネルギー事業や情報通信事業などその他の事業で減収となった。利益面ではエネルギー事業やCATV事業の増益により、その他事業の減益をカバーした。また、社内計画に対しては売上高で約4%下回ったものの各利益で10%強上回ったものと見られる。売上高ではエネルギー、建築設備不動産、その他事業が下回り、利益面ではエネルギー、CATV、アクア事業が上振れ要因となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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情報提供元:FISCO
記事名:「TOKAI Research Memo(2):2021年3月期第3四半期累計業績は2期連続で過去最高益を更新