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川辺---1Qは売上高が21.69億円、マスク・ハンカチーフの需要増も百貨店の営業自粛の影響受ける


川辺<8123>は7日、2021年3月期第1四半期(20年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比38.2%減の21.69億円、営業損失が2.81億円(前期は1.43億円の損失)、経常利益が2.45億円(同0.99億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.02億円(同0.56億円の損失)となった。

身の回り品事業の売上高は前年同期比36.2%減となった。ハンカチーフの売上高は前年比32.2%減となった。消費者の生活様式の変化による需要に対応し、ハンカチーフのカテゴリに分類されるマスクの拡販による売上寄与、手洗い等の生活習慣におけるハンカチーフの需要増加、オンラインによる売上の大幅な伸長などの追い風もあったが、主要販売先である百貨店における感染拡大防止策としての営業自粛の影響から盛夏商材、母の日商戦が振るわなかった。また、スカーフ・マフラーの売上高は同76.3%減となった。外出自粛が需要減少の大きな要因となった。タオル・雑貨の売上高は同39.4%減となった。TV通販・Eコマースの販売は堅調に推移したが、プール関連商材の需要減少によるタオルの売上減、直営店における営業自粛による雑貨商材の売上減少が大きく影響した。

フレグランス事業の売上高は前年同期比54.1%減となった。4月初旬より5月末までの期間は主要販路である百貨店及び直営店の臨時休業、売上構成比の高いホールセールの売上が低下したことで事業全体の売上が大幅に低下した。6月に入り各店舗の営業再開に伴い、売上は回復傾向に推移した。

2021年3月期通期の連結業績予想については、現時点においては、新型コロナウイルスの収束時期及び景気回復が不透明であることから合理的な数値にて開示することが困難であるため、未定としている。合理的に予想可能となった時点で速やかに公表する。




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