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急ピッチの上昇に対する反動から利食い優勢に【クロージング】


*15:55JST 急ピッチの上昇に対する反動から利食い優勢に【クロージング】 7日の日経平均は5営業日ぶりに反落。436.66円安の32271.82円(出来高概算15億9000万株)で取引を終えた。前日までの4営業日で2000円超上昇したことから、目先的な達成感や過熱感が警戒されやすく、幅広い銘柄に利益確定の売りが先行して始まった。また、中国景気の減速懸念から上海や香港などアジア市場が下落しているほか、時間外取引で米国株先物も軟調に推移していることが重荷となり、日経平均は大引けにかけて下げ幅を広げ、一時32250.93円まで売られた。

東証プライムの騰落銘柄は、値下がり数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、水産農林、鉄鋼、非鉄金属の3業種を除く30業種が下落。電気ガス、パルプ紙、保険、陸運の下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、伊藤忠<8001>、スクリン<7735>、ネクソン<3659>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、NTTデータ<9613>、アドバンテス<6857>、味の素<2802>が軟調だった。

日経平均は前日に9月25日以来の高値水準に達したことなどから過熱感が意識され、目先の利益を確保する売りが先行した。また、前日の米国市場では長期金利が上昇したこともあり、半導体関連などには利食いが入りやすかった。また、中国税関総署が発表した10月の貿易統計を受けて中国景気の減速に対する警戒感も相場の重荷となったようだ。

日経平均は反落したが、前日までの急ピッチの上昇に対する反動からすれば、当然の一服と言えるだろう。本格化している国内主要企業決算では、自動車関連を中心に、全般的にはまずまずといった内容で、年末高への期待も根強いとみている向きは多い、ただ、米シカゴ連銀グールズビー総裁やウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事など、複数の連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーらの発言が予定されており、利上げ休止を支持する発言が相次ぐのか確認したいところだ。

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