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米FOMCの結果判明を前に模様眺めムードが強まる【クロージング】


*16:14JST 米FOMCの結果判明を前に模様眺めムードが強まる【クロージング】 26日の日経平均は小幅に続落。14.17円安の32668.34円(出来高概算12億6000万株)で取引を終えた。前日の米国株高などを背景に半導体などグロース株中心に買いが先行。日経平均は取引開始直後に32724.25円を付けた。ただ、日本時間のあす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見内容を見極めたいとの見方も多く、次第に模様眺めムードが強まり、前日の終値を挟んで狭い値幅での動きが続いた。

東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が950に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、パルプ紙、電気ガス、医薬品、陸運、化学など13業種が上昇。一方、ゴム製品、その他製品、輸送用機器、鉱業など20業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、中外製薬<4519>、ファーストリテ<9983>がしっかりだった半面、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、任天堂<7974>、TDK<6762>、オリンパス<7733>が軟化した。

前日の米国市場は、7月の消費者信頼感指数が市場予想を上回ったため、景気拡大期待が広がり、主要株価指数は上昇。東京市場も朝方はこの流れを引き継いだ。また、アルファベットの2023年4-6月期業績が市場予想を上回り、時間外取引で6%超の上昇したことも買い安心感につながった。ただ、FOMCの結果発表を前に、円相場が1ドル=140円台と円高に振れているため、全体の上値を抑える要因になったとみられる。

FOMCでは、0.25%の利上げは織り込み済みで、むしろ9月以降の利上げに関してどのような説明をするかだろう。直近の米国の消費者物価指数(CPI)は鈍化しているものの、コア指数は依然として2%の目標を大きく上回っている。また、インフレ鈍化を好感した株高が進行しており、資産効果によるインフレの再加速も懸念されるだけに発言内容は注目だろう。国内では、アドバンテストやキヤノン<7751>など主要企業の決算が本格化する。先行きの業績に安心感が出るような内容と受け止められるのかにも関心が集まっている。

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