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NY為替:ドル反発、パウエルFRB議長はタカ派色を明確化


*06:49JST NY為替:ドル反発、パウエルFRB議長はタカ派色を明確化 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、144円11銭から144円62銭まで上昇し、144円52銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が欧州中央銀行(ECB)のフォーラムでの他中銀総裁との討論会において、米国経済の柔軟性や労働市場の強さを指摘しタカ派色をさらに明確化したため追加利上げを織り込むドル買いが加速。日銀の植田総裁が円相場に関し動向に注視するとしたため一時円売りが後退。しかし、年内に緩和策を修正する姿勢は見せず、円安を受けた介入に関して「財務省の所管事項」との言及にとどめたため円売りが再開した。

ユーロ・ドルは、1.0945 ドルから1.0897ドルまで下落し、1.0913ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がまだやるべきことがあると繰り返し7月の追加利上げを示唆したためユーロ買いが強まるも、パウエルFRB議長のタカ派発言を受けたドル買いに押された。ユーロ・円は158円00銭まで上昇後、157円23銭まで下落。日欧金利差拡大観測に伴うユーロ買い、円売りが続いた。ポンド・ドルは、1.2667ドルから1.2607ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8987フランへ上昇後、0.8958フランまで反落した。

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