USENNEX<9418>:2466円(+256円)
大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は80.2億円で前年同期比35.0%増益となり、第1四半期の同23.2%増から増益率は拡大している。つれて、通期予想は従来の110億円から155億円、前期比42.4%増にまで上方修正している。通信事業やコンテンツ配信事業がユーザー数拡大により想定以上に伸長しているほか、グループ全社で原価、販管費の圧縮と生産性改善に取り組んだ効果なども奏効しているようだ。


SHIFT<3697>:15000円(+1520円)
大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は14.9億円で前年同期比19.8%増となり、従来計画の12億円を上回る着地になっている。第1四半期は減益決算であったため、想定以上の収益改善と捉えられている。一時的に低下していた稼働率の改善が業績上振れの背景となっているもよう。通期計画は34億円で前期比44.5%増を据え置いているが、上半期決算を受けて、上振れが想定される状況にもなっているようだ。


ローソン<2651>:5170円(-170円)
大幅続落。前日に21年2月期の決算を発表、営業利益は409億円で前期比35.1%減益、ほぼ市場想定通りでサプライズは限定的。国内コンビニやエンタメ事業が伸び悩んだ。一方、22年2月期は500億円で同22.3%増益の見通しとし、市場予想は10億円程度下振れている。詳細は本日の説明会などで公表とみられる。決算のポジティブインパクトが限定的な中、東京都の「まん延防止措置」要請表明などを懸念した小売セクター軟調な流れに押される。


7&iHD<3382>:4332円(-92円)
続落。前日に21年2月期の決算を発表、営業利益は3663億円で前期比13.7%減益、ほぼ市場想定通りの着地となったが、12-2月期は前年同期比23.3%減と減益率が広がっている。海外コンビニ事業での改装費用増加やM&A関連費用発生が背景。買収会社の取得時期変更で、今期計画は現時点で未定としている。Speedwayは第2四半期から連結化されるとみられている。決算インパクトは限定的だが、小売セクター軟化の流れが本日は逆風に。


ファーストリテ<9983>:87700円(-3280円)
反落。前日に第2四半期決算を発表、12-2月期事業利益は681億円で前年同期比39%増益となった。国内外での粗利益率改善が進み、市場予想を上回る着地になっている。通期計画は従来の2650億円から2750億円に上方修正、国内ユニクロでの値下げの影響が懸念されたなか、安心感が強まる状況ではある。ただ、サプライズは限定的、株価水準の割高感や日銀ETFの買い入れ変更の今後の影響なども意識され、出尽くし感からの戻り売りも優勢に。


サン電子<6736>:4155円(+280円)
大幅に3日続伸。イスラエル子会社のCellebriteが特別買収目的会社のTWCと合併し、米ナスダック市場に上場すると発表している。併せて保有するCellebrite株の一部約2094万株を約2億ドル(231.84億円)で投資家に譲渡し、Cellebriteは持分法適用関連会社となる。取引実行は6月末までの予定。また、Cellebriteから2130万ドル(23.58億円)-1億ドル(110.71億円)の範囲で配当金を受け取るとしている。


WACUL<4173>:3085円(+112円)
大幅に反発。21年2月期の営業損益を従来予想の0.67億円の黒字から0.71億円の黒字(前期実績1.40億円の赤字)に、純損益を従来予想の0.38億円の黒字から0.83億円の黒字(同1.42億円の赤字)にそれぞれ上方修正している。マーケティングのデジタルトランスフォーメーション(DX)への機運が高まっていることに加え、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、法人税等調整額として0.38億円を利益計上するため。


イルグルム<3690>:1370円(+65円)
大幅に反発。3月の売上高が前年同月比20.7%増の2.52億円になったと発表している。前月の15.2%増から伸び率が加速した。内訳は、マーケティング効果測定プラットフォーム「AD EBiS」などを取り扱うマーケティングプラットフォーム事業が12.7%増の2.26億円、EC構築のためのオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を提供する商流プラットフォーム事業が211.2%増の0.26億円と、いずれも伸長した。 <ST>

情報提供元:FISCO
記事名:「注目銘柄ダイジェスト(前場):USENNEX、SHIFT、サン電子など