本日のマザーズ先物は続伸が予想される。8日の米国市場は週次の失業保険申請件数が2週連続で増加したため強い回復期待が後退し、寄り付き後、下落。しかし、長期金利の低下を好感したハイテク株の上昇が下支えとなった。FRBのパウエル議長がIMFの討論会で、「回復が不完全」と経済に慎重な姿勢を見せたため、当面、金融緩和策が維持されるとの見方が強まり、引けにかけてダウは上昇に転じ、ナスダックは反発した。本日のマザーズ先物は米国市場やナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。国内では、東京、京都、沖縄が、まん延防止等重点措置の適用対象となり経済活動の一部に制限が加わることから、個人投資家のリスクセンチメントの悪化が懸念される。なお、ふくおかFG<8354>傘下のみんなの銀行が、フルクラウドコンタクトセンターを構築したと発表しており、地銀の顧客層にもクラウドの普及が期待されることで、フリー<4478>などクラウド関連銘柄が相場を下支えすることが期待されよう。日足チャートでは25日線を下支えに5日線を伺う展開が続いており、海外市場の上昇による投資心理の変化で、方向感が出ることが期待される。
本日の上値のメドは1240.0pt、下値のメドは1190.0ptとする。

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情報提供元:FISCO
記事名:「マザーズ先物見通し:続伸、海外市場の上昇で変化を期待