米国株式市場は上昇。ダウ平均は57.31ドル高の33503.57ドル、ナスダックは140.47ポイント高の13829.31で取引を終了した。週次の失業保険申請件数が2週連続で増加したため強い回復期待が後退し、寄り付き後、下落。しかし、長期金利の低下を好感したハイテク株の上昇が下支えとなった。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が国際通貨基金(IMF)の討論会で、「回復が不完全」と経済に慎重な姿勢を見せたため、当面、金融緩和策が維持されるとの見方が強まり、引けにかけてダウは上昇に転じた。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、電気通信サービス、エネルギーが下落。

台所用品小売りのウイリアムズ・ソノマ(WSM)や運送会社のフェデックス(FDX)はアナリストによる投資判断引き上げを受けて、それぞれ上昇。動画配信のネットフリックス(NFLX)はソニーピクチャーズと映画配信の契約がまとまり、上昇した。オンライン小売のアマゾン(AMZN)はプライム会員向けのビッグセール「プライムデー」を早くて6月に実施する可能性が報じられ、上昇。

衣料品メーカーのリーバイ・ストラウス(LEVI)は取引終了後に発表した決算が予想を上回り、時間外取引で上昇している。

Horiko Capital Management LLC

<FA>

情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウ57ドル高、金融緩和の長期化を期待