米国株式市場はまちまち。ダウ平均は27.37ドル高の31521.69ドル、ナスダックは341.42ポイント安の13533.05で取引を終了した。長期金利上昇への警戒から寄り付き後、下落した。押し目からは、追加経済対策の速やかな成立が景気回復を後押しするとの期待も根強く、景気敏感株中心の買いが目立ち、ダウはプラスに転じた。一方、長期金利の上昇で割高感が意識されやすいハイテク株は引き続き売りに押され、終日軟調に推移。セクター別では、エネルギーや銀行が上昇。自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下げた。

新型コロナによる打撃が大きかったクルーズ船運営のロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)は第4四半期の決算で赤字が予想ほど拡大しなかったほか、2022年度の予約状況が強いと発表したことが好感され急伸。アメリカン航空(AAL)、デルタ航空(DAL)などの航空銘柄は景気回復期待や、アナリストによる目標株価の引き上げが後押し上昇した。地銀のM&T(MTB)は、同業のピーブルズ・ユナイテッド・フィナンシャル(PBCT)の買収で合意したと発表し、両行とも上昇。一方、航空機メーカーのボーイング(BA)はユナイテッド航空(UAL)運航のボーイング「777」機のエンジン部品が住宅地に落下する事故が発生し、警戒感から下落した。

イエレン財務長官が「ビットコインは投機性・ボラティリティが非常に高い」と警告、「決済手段として非効率だ」との見解を示したため、ビットコインの価格は一時5万ドルを割り込む急落となった。

Horiko Capital Management LLC

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY株式:NYダウ27ドル高、長期金利上昇を警戒