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注目銘柄ダイジェスト(前場):エスプール、イワキ、パソナなど


パソナ<2168>:2038円(-192円)
大幅反落。前日に上半期決算を発表、営業利益は108億円で前年同期比2.8倍と大幅増益になり、通期計画も100億円から150億円、前期比41.8%増に上方修正している。業務を外部委託するBPOサービスの需要が拡大したほか、感染症の拡大防止に関わる期間限定の案件が想定以上に増加したもよう。ただ、第1四半期は72.9億円で前年同期比5.9倍だったことから上方修正は想定線、9-11月期の収益水準縮小などをマイナス視する動きにも。


イオン<8267>:3401円(+33円)
もみ合い。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は681億円で前年同期比33.9%減益となっているが、9-11月期は342億円で同2倍と大幅増益に転じている。総合金融が大幅増益となったほか、GMSやSMなども収益が改善している。ただ、12月に通期業績予想を大幅上方修正しており、9-11月期の収益大幅改善に大きなサプライズはなく、足元での新型コロナ感染再拡大の影響も懸念されることからも株価の反応は限定的。


ソフトバンクG<9984>:8612円(+287円)
大幅続伸。米紙では、米政府がアリババなどについて投資禁止の対象銘柄に追加しない方針を固めたと報じている。先週には米政権が投資禁止を検討などと伝わり、今後の含み益減少懸念などにつながっていたが、こうした警戒感が払拭される状況になっているようだ。アリババ株は同社の資産価値に対して大きなウェイトを占めている。なお、同報道を受けて、アリババ株はADRで4%超の上昇となっている。


イワキ<8095>:620円(+70円)
大幅続伸。前日に20年11月期決算を発表、営業利益は20.4億円で前年同期比4.1%減益、従来予想の18億円を上回る着地になった。期末配当金も従来計画の7円から9円に引き上げ。一方、21年11月期は26億円で同27.8%増と大幅増益に回復見通し。年間配当金は前期比2円増配の18円を計画。また、新中期ビジョンを策定、23年11月期営業利益は42億円を計画、目標期間の年平均成長率は27.1%となるもよう。


エスプール<2471>:870円(+114円)
大幅続伸。前日に20年11月期の決算を発表、営業利益は22.3億円で前期比38.9%増となり、従来予想の20億円を上回った。また、21年11月期も25億円で同12.2%増と連続2ケタ増益を予想、年間配当金も前期の3.3円から4.1円への増配を計画している。ビジネスソリューション事業、人材ソリューション事業ともに2ケタの売上成長を見込んでいる。さらに新たな中期計画も発表、数値目標としては25年11月期営業利益50億円を計画。


イード<6038>:831円(+41円)
大幅に反発。出資先でデジタルコンテンツ事業を行うnote(東京都港区)がBASE<4477>と資本業務提携契約を締結したと発表し、買い材料視されている。イードはC2Cコマースや有料コンテンツビジネスなどでの協業を目的に、17年1月にnoteの第三者割当増資を引き受けて資本業務提携している。今回のBASEとnoteの提携はイードにとっても有益との見方から、買いが入っているようだ。


スタジオアタオ<3550>:471円(+30円)
大幅に反発。21年2月期第3四半期累計(20年3-11月)の営業利益を前年同期比62.9%減の2.58億円と発表している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休業や消費者の外出自粛のほか、積極投資などが響いて利益が圧迫された。通期予想は前期比73.4%減の2.10億円で据え置いたが、第3四半期累計時点で既に上回っており、会社計画を超過達成するとの期待から買いが入っているようだ。


コックス<9876>:189円(+11円)
大幅に続伸。21年2月期第3四半期累計(20年3-11月)の営業損益を0.24億円の黒字(前年同期実績は3.18億円の赤字)と発表している。売上高は0.6%減の127.59億円にとどまったが、出張抑制による旅費交通費の削減やレジ袋有料化に伴う包装費の削減、広告宣伝費などの見直しで販管費が10.7%減の68.14億円に縮小し、黒字に転換した。通期予想は4.70億円の赤字(前期実績は5.95億円の赤字)で据え置いた。 <ST>
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