13日のドル・円は、東京市場では103円85銭から103円53銭まで下落。欧米市場では、103円66銭まで下げた後、104円00銭まで反発し、103円90銭で取引終了。本日14日のドル・円は主に103円台後半で推移か。米国の政治不安は解消されていないことから、リスク選好的な円売りは引き続き抑制される見込み。

報道によると、米下院でトランプ大統領の弾劾決議案が可決された場合、上院共和党指導部は今週15日にも弾劾裁判を開始する可能性を検討しているもようだ。マコネル共和党上院院内総務の報道官は、「マコネル院内総務が権限を行使して、議会を週内に召集する計画はない」との見方を表明したが、弾劾裁判の開始時期は定まっていないようだ。

市場関係者の間からは「予断を許さない状況だが、上院での弾劾裁判によってトランプ大統領への有罪判決が下される可能性は低い」との見方が依然として多い。ただ、弾劾裁判が開始された場合、米国における社会不安は増大し、持続的な景気回復を妨げるとの見方も出ている。また、金融市場の不確実性は再び高まるとみられており、安全逃避的な取引が拡大する可能性が高いとみられる。


<CS>

情報提供元:FISCO
記事名:「今日の為替市場ポイント:引き続き米政治不安を警戒して円売り抑制も