英国と欧州連合(EU)の離脱を巡る通商交渉は来週まで持ち越される。欧州委員会のフォンデアライエン委員長は20日に記者団に、「進展が非常に遅々とした困難な数週間を経て、ようやく過去数日により多くの進展が見られた」と楽観的な見通しを示した。「しかし、ゴールラインまでにはまだかなり距離がある」と加えた。一方で、欧州連合(EU)は英国との通商合意の妨げとなっている3大問障壁を巡り、英国が十分な譲歩をしていないと非難。EU加盟国の首脳3人は、合意に至らない場合に備えた緊急計画の策定を呼び掛けたと報じられており懸念も根強い。

NY市場に入り委員長の楽観的見方が好感されポンド売りが一段落した。ポンド・ドルは1.3257ドルまで下落後、1.3297ドルまで上昇した。ポンド円は137円69銭まで下落後、138円06銭まで上昇し日中高値を更新。ユーロ・ポンドは0.8944ポンドから0.8920ポンドまで下落した。

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY外為:ポンド売り一服、英EUの通商交渉の進展を好感