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米利下げ期待が後退、ドル続伸108.80円/1.1207ドル


[ロンドン市場概況]

8日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円33銭から108円60銭まで上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げ観測後退を受けて、全体的にドル買いが優勢になった。


ユーロ・ドルは1.1234ドルから1.1213ドルまで下落。ユーロ・円は121円66銭から121円82銭まで上昇した。


ポンド・ドルは1.2540ドルまで上昇後、1.2514ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9902フランから0.9925フランまで上昇した。

[経済指標]
・特になし

[要人発言]
・イラン原子力庁
「ウラン濃縮度が2015年の核合意で定められた上限(3.67%)を超過した」
「濃縮度をさらに上げる可能性がある」

[ニューヨーク市場寄付]
・ドル・円108円57銭、ユーロ・ドル1.1259ドル、ユーロ・円121円76銭、ポンド・ドル1.2551ドル、ドル・スイス0.9879フラン。

[ニューヨーク市場概況]

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円52銭から108円80銭まで上昇し108円74銭で引けた。

米国の強い6月雇用統計を受けた米国の利下げ期待の後退で、ドルの買戻しが続いた。

ユーロ・ドルは、1.1227ドルから1.1207ドルまで下落して1.1212ドルで引けた。
域内の追加緩和観測にユーロ売りが加速した。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事
は「緩和策はこれまで以上に今必要」「利下げや量的緩和(QE)が選択肢になる」と言及。

ユーロ・円は、121円75銭から121円97銭まで上昇した。

ポンド・ドルは、1.2529ドルから1.2500ドルまで下落した。英国の合意ない欧州連合(EU)離脱への警戒感を受けたポンド売りが強まった。

ドル・スイスは、0.9912フランから0.9947フランまで上昇した。

[シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数]
・13.96←13.28日中最大14.44 2018年最大:50.30、過去最低17年8.56

[原油市場概況]


8日のNY原油先物は続伸。イランがウラン濃縮度を2015年の核合意で定められた上限を超過し、さらに「濃縮度を引き上げる可能性がある」と警告したため、中東情勢の緊張激化で原油供給がひっ迫するとの懸念が買い材料となった。

[株式市場概況]


米国株式相場は下落。ダウ平均は115.98ドル安の26806.14、ナスダックは63.41ポイント安の8098.38で取引を終了した。前週の堅調な雇用統計を受けた利下げ期待の後退で、売りが先行。10日に行われるパウエルFRB議長の議会証言を見極めたいとの思惑から下値は限られたものの、終日軟調推移となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

航空機メーカーのボーイング(BA)は、サウジアラビアの格安航空会社が「737MAX」を最大50機購入する契約を取り消し、下落。携帯端末のアップル(AAPL)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、軟調推移。一方で、セキュリティソフトのシマンテック(SYMC)は、半導体のブロードコム(AVGO)への身売り交渉進展が報じられ、上昇。半導体のアドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)は、複数アナリストが新たに発売されたデスクトップ向け半導体(CPU)を評価し、堅調推移となった。

検索大手のアルファベット(GOOGL)と衛星テレビのディッシュ・ネットワーク(DISH)は、第4の携帯電話・通信会社設立に向けて協議中であることが報じられた。

[通貨オプション]

ドル・円オプション市場はまちまち。短期物でオプション買いが強まったが、中長期物では売りが優勢となった。


リスクリバーサルでは円コールスプレッドが連日縮小。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いに比べて、円先安感を受けた円プット買いが強まった。
■変動率
・1カ月物5.71%⇒5.74%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物5.80%⇒5.76%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物6.07%⇒6.02%(08年10/24=25.50%)
・1年物6.55%⇒6.50%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)

■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+1.00%⇒+0.98%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+1.23%⇒+1.22%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+1.40%⇒+1.38%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+1.63%⇒+1.61%(8年10/27=+10.71%)

[経済指標]

・米・5月消費者信用残高:+170.86億ドル(予想:+170億ドル、4月:+174.57億ドル←+174.97億ドル)

[要人発言]

・トランプ米政権
「米中貿易協議は今週再開」

・クーレ欧州中央銀行(ECB)理事
「緩和策はこれまで以上に今必要」「利下げや量的緩和(QE)が選択肢に」

・ビルロワ・ドガロー仏銀総裁
「ECBは行動する決意がある」「経済指標は強弱まちまちで、今月に決断を急ぐ必要はない」「必要とあれば、疑いもなく、行動を決定する」

・トルコのエルドアン大統領
「チェティンカヤ中銀総裁を解任、後任をウイサル副総裁に」

[東京市場終値-ニューヨーク市場終値]
・為替市場:       (始値) (高値) (安値) (終値)
・ドル・円         108.34   108.80   108.33   108.74
・ユーロ・ドル      1.1231   1.1234   1.1207   1.1212
・ユーロ・円       121.67   121.97   121.68   121.91
・ドル・スイス      0.9903   0.9947   0.9902   0.9942
・ポンド・ドル      1.2523   1.2540   1.2500   1.2515
・株式市場:
・NYダウ         26835.64 26839.14 26744.87 26806.14
・ナスダック       8112.91  8112.91  8078.39  8098.38
・債券市場:       (始値) (終値)
・米国債 2年物       1.874   1.891
・米国債10年物       2.039   2.050
・米国債30年物       2.541   2.531
・先物市場:
・NY金先物         1406.90   1409.30  1395.90   1400.0
・NY原油先物        57.55   58.46   57.40     57.66





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