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今日の為替市場ポイント:米長期金利伸び悩みでリスク選好のドル買い抑制も


15日のドル・円相場は、東京市場では111円63銭から111円90銭まで上昇。欧米市場でドルは111円76銭から111円39銭まで下落し、111円47銭で取引を終えた。

本日18日のドル・円は、111円台で推移か。米長期金利の伸び悩みを意識して、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制されるとみられる。

米連邦準備理事会(FRB)は今週19−20日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、金融政策を決定する。政策金利(FFレートの誘導目標水準)は現行の2.25%−2.50%に据え置きとなることが確実視されている。米インフレ率が中期的に2%レベルで推移するとの見方は少ないこと、世界的な成長へのリスクが存在していること、貿易・通商分野における米中協議の進展を慎重に見極める必要があることなどが、金利据え置きの要因になるとみられている。

1月開催のFOMCの声明文には「世界経済と金融の動向、落ち着いたインフレ圧力を考慮し、FF金利の目標誘導レンジについてどのように調整するのかを決定する際、委員会は忍耐強くなるだろう」との文言が挿入されていた。FOMCが今回公表する経済・金利見通しの内容次第では、米政策金利の年内据え置き観測が一段と広がりそうだ。国内外の経済情勢が悪化した場合、FOMCは利下げについて議論するケースもあり得る。ただ、個人消費やインフレ関連の経済指標が改善した場合、利下げ観測は大幅後退し、米金利見通しの不透明感は強まりそうだ。



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