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個別銘柄戦略:東エレクやカプコンに注目


9日の米国市場では、NYダウが182.33ドル高の24542.54、ナスダック総合指数が73.00pt高の7339.91、シカゴ日経225先物は大証比65円高の22485円といずれも上伸。為替が対ドルで109円台後半の円安に振れていることもプラス材料となり、朝方は買いが先行するだろう。ただ、米国がイランをめぐって核合意離脱に次いで経済制裁再開を表明したことで、地政学リスクが意識され、物色の矛先は大手銀行や小売業など内需銘柄に向かいやすいとみられる。シカゴ225先物(円建て)が22485円で引けたこともあり、オプション5月きりの特別清算指数(SQ)算出を10日に控え、日経平均は建玉の厚い22500円をめぐる攻防が予想される。前日の下落を受けて押し目買いが見込まれるが、前日の下げ幅99.81円を埋められない雰囲気となれば、前日
終値付近まで上げ幅を縮小する可能性が出てくる。格上げ等が観測されているアサヒ<2502>、ポーラオルビスHD<4927>、東海カ<5301>、ショーワ<7274>、ドンキホーテHD<7532>、東エレク<8035>、日立ハイテク<8036>、カプコン<9697>などに注目。

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