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今日の為替市場ポイント:日本の長期金利や日経平均の動向が手掛かり材料に


9日のドル・円相場は、東京市場では113円18銭から112円50銭まで下落。欧米市場でドルは112円97銭から112円37銭まで反落し、112円65銭で取引を終えた。

本日10日のドル・円は、112円台後半で推移か。日本銀行の量的緩和縮小をめぐる思惑と米長期金利の上昇を背景に売り買いが交錯し、112円台後半でもみ合う展開が予想される。

日銀が9日、超長期国債の買い入れ減額を公表したことを受けて、市場では量的緩和縮小が意識され、円買い・ドル売りが加速した。ただ、米長期金利の上昇を背景にドルの買い戻しも目立ち、ドル・円は112円台半ばで下げ渋っている。

市場では今回の日銀による超長期国債買い入れ減額については予想に反したものであるとしながらも、日銀の出口戦略を意識するのは時期尚早であるとの見方が強い。一方で、各国の中央銀行による利上げや量的緩和縮小を背景に世界的に債券需要は減少し、長期債などの利回り水準は上昇するとの思惑も広がっている。

本日の東京市場は日経平均株価や日本の長期金利の動向が手掛かり材料になりそうだ。ドル・円は112円台後半でもみ合う展開が予想されるが、長期債利回りが反落した場合、ドルは底堅い動きとなる可能性がある。




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