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前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場継続、大型株への資金シフトを意識しておく必要


5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:こう着相場継続、大型株への資金シフトを意識しておく必要
■外資系証券の注文動向:差し引き157万株の売り越し
■前場の注目材料:日本通運、1000億円調達へ、省電力狙い倉庫再編


■こう着相場継続、大型株への資金シフトを意識しておく必要

5日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうである。4日の米国市場はレーバーデーの祝日で休場だったこともあり、休場明けの米国市場の反応を見極めたいところであろう。ただし、4日の欧州市場は全般軟調ながらも0.3%程度の下げにとどまっており、やや自律反発が意識されやすいだろう。

とは言え、北朝鮮を巡る地政学リスクへの不透明感が強まるなか、日経平均は19500円処での底固めといった反応に限られそうである。韓国政府は、地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の追加配備を認めると決めたことも不安材料になりそうだ。

物色の流れとしてはリスク回避的に中小型株へシフトしやすいところであるが、昨日はマザーズ指数は2.9%超の下落となった。地政学リスクから個人主体の資金も利益確定を強めており、大きくトレンドを崩す銘柄も少なくない。

一方でソニー<6758>、トヨタ自<7203>、任天堂<7974>、東エレク<8035>などは小幅な下げにとどまっており、相対的に大型株の一角の底堅さが目立っていた。日経平均が19500円処での底堅さが期待されるなか、大型株への資金シフトを意識しておく必要もありそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き157万株の売り越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り672万株、買い515万株、差し引き157万株の売り越しとの観測。

08月29日(火):140万株の売り越し
08月30日(水):130万株の売り越し
08月31日(木):10万株の買い越し
09月1日(金):580万株の売り越し
09月4日(月):190万株の売り越し


■前場の注目材料

・政府や東京都、企業や大学による自動運転の実証実験を支援
・総務省、サイバー防衛支援
・半導体や半導体製造装置の出荷好調
・8月中国新車販売、日系大手2社2ケタ増
・東京地区、8月生コン出荷量28%増


・日本通運<9062>、1000億円調達へ、省電力狙い倉庫再編
・JXTGHD<5020>、全給油所「ENEOS」に、需要減で統一
・ファーストリテ<9983>、ユニクロ、4年ぶり客数増、値下げ・新商品寄与
・東芝<6502>、半導体売却に内外の壁、週内決着へ調整
・アマダHD<6113>、切削事業1.5倍に、帯のこ盤に重点投資、専業メーカー買収
・ソフトバンクG<9984>、迷惑メール対策で覚書、自動判別サービス提供


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・10:00  営業毎旬報告(8月31日現在、日本銀行)

<海外>
・10:30  豪・経常収支(4-6月)  -75億豪ドル  -31億豪ドル
・10:45  中・財新総合PMI(8月)    51.9
・10:45  中・財新サービス業PMI(8月)    51.5



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