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2万円近辺では底堅さを見せておきたいところ【クロージング】


6日の日経平均は続落。190.92円安の19979.90円(出来高概算17億株)で取引を終えた。5日の米国市場は地政学リスクへの警戒のほか、8日にFBI前長官の議会証言、英国総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、内容を見極めたいとの思惑から利食い優勢の展開となった。この流れを受けた日本株市場も利食い先行となり、その後も円相場が1ドル109円台と円高に振れるなか、下げ幅を広げる格好となった。

日経平均は2万円処での底堅さが意識されるなか、後場は日銀のETF買い入れ観測が需給面での下支えとなった。しかし、戻りの鈍さが意識されるなか、大引けにかけて節目の2万円を割り込んでいる。セクターでは医薬品、海運、機械、ガラス土石、倉庫運輸、金属、鉱業が下落。値上がりは空運の1セクターのみだった。

指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>が揃って下落していることから、反転も期待しづらいところであろう。ただし、心理的な面があるとはいえ、節目の2万円近辺では底堅さを見せておきたいところである。リバウンド基調が継続しているとしても、25日線辺りまで下げてしまうと、先週末にかけての上昇部分を消してしまうため、センチメントが悪化する。

8日にFBI前長官の議会証言、英国総選挙を控えるなか、資金は中小型株に向かいやすい。ただし、これまでのような物色に広がりがみられる状況は限られてきそうだ。



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