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NYの視点:米消費者はリセッションを警戒、スタグフレーション懸念も


*07:44JST NYの視点:米消費者はリセッションを警戒、スタグフレーション懸念も 米コンファレンスボードが発表した9月消費者信頼感指数は103.0と、8月108.7から予想以上に低下し5月来で最低となった。現況が上昇した一方で、期待指数が73.7と、5月来で最低に低下したことが全体指数を押し下げた。

■消費者の懸念材料
*学生ローン返済再開
*原油高
*金利の上昇
*物価上昇
*労働市場や賃金の伸び鈍化

政府支援策などが受けパンミック時の余剰貯金は21年8月時点で2.2兆ドルのピークに達したのち、政府支援策の打ち切りに連れ、高インフレや金利の上昇で減少基調にあり本年4-6月期には1900億ドルを下回った公算。そんな中、労働市場や賃金の伸びのペースは減速する見通しで、消費者の景気後退懸念も強まりつつある。

消費者信頼感指数の鈍化で消費が減速し、サービスインフレの鎮静化にもつながり、連邦準備制度理事会(FRB)にとっては追加利上げの必要性がなくなる。ただ、原油高などにインフレも高止まりし、スタグフレーションにより金利が7%に達する可能性もあると、JPモルガンの最高経営責任者(CEO)のダイモン氏は顧客に最悪のシナリオとして警告している。

9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での最新見通しで19人のうち12人が年内の追加利上げを支持。1人の政策委はピーク金利が6%を超えると予想しており、ドルの支援材料となる。

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