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金の強材料、弱材料と、今後の動向について サンワード貿易の陳氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。 今日は金についてのレポートをご紹介します。

金の値動きについてレポートでは、『5月末のNY金は往って来い。週央に1311ドル台まで上昇したものの、週末には1300ドルを割り込んで引けた』と分析しています。

金価格の強材料として、『イタリアの政局不安、2018年1~3月期米実質GDPの下方修正、トランプ政権によるEU、カナダ、メキシコに対する鉄鋼とアルミニウムの追加関税発動を6月1日から実施するとの決定』などを挙げています。有事の金買いと言われるように不透明感やリスクが価格上昇につながるわけですね。

反対に弱材料としては、『4月米個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比2.0%上昇したこと、5月米雇用統計が予想以上に良好だったこと等がある』とアメリカ経済の堅調さが金価格の重しとなるとレポートでは伝えています。

今後の値動きについては『12、13日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され利上げが確実視されている。市場は今年の利上げが年3回に留まるか、4回に加速するかどうかに注目しているが、最近の経済指標からは4回が有力視されている。そのため、ドルは堅調に推移し、NY金は上値の重い展開となろう』と解説しています。

続けて、『一方で、米国と他国の貿易協議や関税措置はリスク要因と考えられるため、金の下値をサポートしよう』とのことで、『東京金も強弱材料に挟まれて方向性が出にくく、保ち合いが続くだろう』との見解となっています。そして、『1300ドルを挟んでの保ち合いが予想されるが、金ETFの減少に見られるように、金投資意欲が大きく減退している点は注意したい』と注意を促しています。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月5日付「東京金は値固めの保ち合いになりそう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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