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33000円や25日線水準での底堅い値動きを見極め


*08:30JST 33000円や25日線水準での底堅い値動きを見極め  12日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。11日の米国市場はNYダウが157ドル高、ナスダックは28ポイント高だった。米インフレ鈍化を受け利上げ終了観測が一段と強まるなか、ソフトランディング期待が下支えとなり、NYダウは堅調に推移し終盤にかけて上げ幅を拡大。国債入札結果が低調で長期金利が上昇したため、ハイテクは上値が抑制されたが、ナスダックもプラス圏を回復し終了した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比325円高の33045円。円相場は1ドル146円10銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。225先物はナイトセッションで33000円を回復し、25日線を上回って終えた。目先的には達成感が意識されやすいため、買い一巡後はこう着感が強まりそうである。米国では米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられそうだ。ただし、日経平均が25日線水準での底堅い値動きをみせてくるようだと、年末高を狙った押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。

 また、先週は日銀の政策変更への思惑から日米金利差を狙ったポジションを解消する流れが強まったが、先回り的な動きなどもあったとみられ、FOMCを前にリバランスの動きも入りやすいだろう。そのため、日経平均が33000円辺りでの底堅い値動きを見せてくるようであれば、ポジションをニュートラルに戻す形での買い戻しの動きも意識されやすいと考えられよう。まずは、33000円や25日線水準での底堅い値動きを見極めたい。

 物色の流れとしては米国では半導体株が買われていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、買い一巡後に高値圏でのこう着が続くようだと、生成AI関連などテーマ性のある材料株のほか、依然として出遅れ感の強い中小型株の一角に、年末高を狙った資金が向かいやすいだろう。
<AK>
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