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きょうで決算は一巡、改めて業績を評価する動きも


 14日の日本株市場は引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。13日の米国は続伸となったが、トランプ政権が発表したインフラ投資計画による財政圧迫を懸念する見方などから、上値の重い展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の21205円、ADRの日本株は全般小動きで推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買いが先行する格好となろうが、円相場が1ドル107円台と円高傾向の中では積極的にリバウンドを狙う動きも限られよう。また、先週はVIX(変動率)指数が大きく上昇したことで、同指数先物に連動するデリバティブ商品が急落して繰り上げ償還する事態となったが、匿名の一部投資家がCBOEボラティリティ指数(VIX)
が不正操作されていたとの疑いを告発したと報じられている。VIX指数も落ち着きをみせてくる可能性がありそうだが、乱高下による需給面での歪みが短期間で解消されるとは考えづらく、ボラティリティの指数を含め指数連動のデリバティブ投資による巻き戻しには、引き続き注視する必要はあるだろう。

 また、本日も300社を超える企業の決算が予定されているが、本日でピークは通過する。
中小型株の決算が多いため、決算を手掛かりとした個人主体の物色も強まることになりそうだ。昨日はミクシィ<2121>が7営業日ぶりに反発していたが、本日引け後に決算を予定しており、売り方の買い戻しなどのポジション調整もあったとみられる。決算発表を前に、需給調整による動きが意識されるため、売り込まれていた銘柄などには思惑買いなどが向かいやすいだろう。また、決算が一巡することから、改めて業績を評価する動きも意識されてこよう。
(村瀬 智一)


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