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イベント通過とともに先高期待が高まりそうだが


 26日の日経平均は買い先行の展開になろう。25日の米国市場はNYダウが200ドル超の上昇となり、ナスダックは初の6000pt乗せとなった。26日発表される税制改革案への期待のほか、28日に期限を迎える暫定予算にむけてメキシコ国境の壁建設費の予算計上を先送りにしたことが好感された。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の1
9200円、円相場は1ドル111円台と円安に振れており、この流れを引き継ぐ格好となりそうだ。

 フランス大統領選第1回投票、北朝鮮人民軍創軍85周年といったリスク要因が通過し、市場は26日の税制改革案への期待が高まっている。また、米政府の暫定予算期限についてもメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を年後半に先送りすることを容認する構えであり、政府機関が閉鎖する事態を避けられる可能性である。

 日本銀行の金融政策決定会合が開かれるが、現状維持が予想される。4月2週の投資主体別売買動向では現物と先物合算で外国人が6週ぶりに買い越しとなったが、海外勢の需給変化がみられるなか、イベント通過とともに先高期待が高まりそうだ。

 ただ、28日は決算発表の第一弾のピークとなるほか、週後半から大型連休に入るため、次第に短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいと考えられる。決算を手掛かりとした日替わり物色に向かいそうだ。また、日経平均は年初から3月にかけてのもち合いレンジの下限を捉えてきている。ここからが戻り待ちの売り圧力も警戒されやすいところである。
(村瀬智一)


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