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日経平均は71円高でスタート、エーザイやエムスリーなどが上昇


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29030.04;+71.48TOPIX;1957.36;+0.63


[寄り付き概況]

 11日の日経平均は71.48円高の29030.04円と続伸して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は反発。ダウ平均は19.10ドル高の34466.24ドル、ナスダックは108.58ポイント高の14020.33で取引を終了した。朝方発表された5月CPIは市場予想を上回ったものの、連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の縮小を急ぐほどではないと受け止められ、買いの安心感が広がった。週次新規失業保険申請件数も市場予想は上回ったものの、前週より減少し、労働市場の回復が続いていることが確認された。足元で売られていた景気敏感株が買い戻され、長期金利の低下はハイテク株など、PERの高い銘柄への買いを誘った。ダウは引けにかけて上げ幅を縮小し小幅高、ナスダックは終日堅調に推移した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。新型コロナワクチン接種の加速による経済活動正常化への期待感が引き続き株価支援要因となったほか、このところ警戒感が高まっていた5月の米消費者物価(CPI)の発表が大きな波乱なく通過し、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが安心感となった。一方、ここ2週間ほど、日経平均が29000円を超えた水準で売りに押される展開が続いており、上値の重さが意識されていることに加え、週末ということで積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は一時下げに転じた。なお、取引開始前に発表された法人企業景気予測調査によると、4-6月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はマイナス4.7だった。1-3月期はマイナス4.5、先行き7-9月期の見通しはプラス7.7となった。今日は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で29046.40円だった。

 セクター別では、医薬品、電気・ガス業、海運業、情報・通信業、精密機器などが値上がり率上位、不動産業、パルプ・紙、保険業、陸運業、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、東エレク<8035>、エーザイ<4523>、レーザーテック<6920>、エムスリー<2413>、京セラ<6971>、第一三共<4568>、アドバンテスト<6857>、HOYA<7741>、富士通<6702>、TDK<6762>などが上昇。他方、三菱UFJ<8306>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、塩野義薬<4507>、OLC<4661>、三菱地所<8802>などが下落している。

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