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26週線が下支え、変化日前のボラティリティ急上昇に注意


[本日の想定レンジ]

28日は、米国株はメモリアルデーのため休場。大阪夜間取引は日中取引の清算値比70円安の22420円と軟化した。28日の日経平均は続伸したものの、終値は5日線やその下に位置する25日線を下回り、チャートは依然として相場が調整含みの局面にあることを示唆した。25日線は上昇中だが、5日線は下降しており、本日は5日線が25日を下回る短期デッドクロスとなる可能性がある。26週線が相場の下支えとして意識されるが、終値で同水準を下回ると、投資家の含み損益が悪化し、買い方の苦戦が一段と強まるだろう。一方、円安などで戻りに転じても上げ幅は限定的とみられ、前日のザラ場高値22547.67円が上値抵抗線になろう。一目均衡表では、上向きの基準線が下支えとなる一方、転換線付近が上値抵抗帯となりそうだ。しかし、前日と同様の薄商いなら、下値支持線も上値抵抗線も相場が動き出せばあっさり突破される可能性が高い。
雲の上限と下限が交差する変化日を30日に控えていることもあり、ボラティリティ急上昇が警戒される。ボリンジャーバンドでは昨日、-1σを一時下回り、売り圧力の強さを示唆した。本日終値で-1σを下回れば、今後の調整が長期化するリスクが強く意識されることになろう。

[予想レンジ]

上限 22550円−下限 22350円

<SK>

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