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日経平均は5日続伸、米国政治の不透明感後退を好感


日経平均は5日続伸。前週末6日の米国株式市場でNYダウは5日ぶりに反落し、66ドル安となった。全米で1日の新型ウイルス感染者数が過去最多に達したことや、民主党が政権、議会を掌握する可能性が依然残っていることも警戒され終始軟調推移となった。
一方、ナスダックは4ポイント高で取引を終了した。本日の日経平均は、日本時間8日にバイデン氏が「勝利宣言」の演説を行ったことを受け米国政治の不透明感が後退し、243円高からスタート。その後、20年4-9月期決算が佳境となる中で企業業績への期待感も高まり上げ幅を拡大。後場はダウ平均先物や上海、香港の株高も支援要因となり、日経平均の上げ幅は一時600円超に拡大した。

大引けの日経平均は前日比514.61円高の24839.84円となった。東証1部の売買高は12億
2787万株、売買代金は2兆6493億円だった。業種別では、非鉄金属、精密機器、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、空運業、医薬品、鉱業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の64%、対して値下がり銘柄は31%となった。

個別では、日経平均への寄与が大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>が上昇。21年3月期業績予想を上方修正した蛇の目
<6445>、A&D<7745>、利益予想を上方修正したメディシス<4350>がストップ高買い気配となったほか、20年12月期業績予想を上方修正したアシックス<7936>がストップ高まで買われ値上がり率1位となり、21年3月期業績予想を上方修正したミクシィ<2121>、ホンダ<7267>も買われた。また、米大統領選でバイデン氏勝利が濃厚となったことを受け、イーレックス<9517>、レノバ<9519>など再生エネルギー関連株も物色された。
一方、米食品医薬品局がアルツハイマー型認知症治療薬に否定的な見解を公表したことを受けたエーザイ<4523>が値下がり率1位となり、7-9月期実績・通期見通しともにコンセンサスを下振れたスクエニHD<9684>、中国展開の先行きに対する警戒感が強まった参天製薬<4536>、公募増資を発表したJAL<9201>が10%を超す大幅安となった。

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