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日経平均は続落、中小型株が値を崩す展開


 日経平均は続落。138.03円安の21043.61円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えた。トランプ米大統領による保護主義政策への警戒感から売り優勢の相場展開となっている。ただし一時21003.62円と21000円は割らずにいることもあり、直近安値水準での攻防をみせている。

 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1400を超えており、全体の7割を超えている。セクターでは海運、非鉄金属、鉄鋼、その他製品、不動産が軟調。半面、ゴム製品、食料品、水産農林、医薬品、小売がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<
9983>、KDDI<9433>、中外薬<4519>が堅調。一方でファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>が重しとなった。

 日経平均は売り買いが交錯しており、週末には先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、手掛けづらさがうかがえる。また、日経平均は直近
安値水準での攻防であり、TOPIXについても直近安水準での狭いレンジ取引となっている。

 一方でマザーズ指数が3%を超える下落となっているほか、JASDAQ平均は1.6%の下落となっている。先週上場したジェイテックコーポレーション<3446>は高値を更新した後に大きく売られている。その他、中小型株には朝方堅調だったものの、前場半ばから前引けにかけて大きく値を崩す銘柄が目立っている。これまで日経平均が不安定な中で堅調な値動きをみせていた中小型株が崩れてきており、積極的な売買はより手控えられそうだ。一部の堅調な銘柄等に短期資金が集中することになろう。
(村瀬智一)


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