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日経平均は続落、個人主体の中小型株での物色は活発


 日経平均は続落。63.05円安の19916.85円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えた。6日の米国市場は、引き続きFBI前長官の議会証言など重要イベントを控えるなかで軟調推移となるなか、日本株市場も利食い先行で始まった。売り一巡後は前日比変わらず水準まで下げ幅を縮める場面もみられたが、2万円接近で戻り待ちの売り圧力も意識されており、前引けにかけて再び下げ幅を広げている。

 セクターでは建設、小売、保険、精密機器、陸運、ゴム製品が冴えない。一方で、原油相場の反発や米系証券による格上げ等を受けて、鉱業が上昇率トップ。証券、鉄鋼、石油石炭、非鉄金属がしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がりが拮抗。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>が重し。

 午後は日銀のETF買い入れへの思惑が下支え要因になりそうである。ただ、FBI前長官の議会証言など重要イベントを控えるなかでは、上値追いの流れは限られそうである。そのため、日経平均は狭いレンジでのこう着が続くことになりそうだ。とはいえ、マザーズ指数やJASDAQ平均がプラス圏で推移しているなど、個人主体の中小型株での物色は活発である。

 日経平均の2万円乗せ後の調整は織り込み済みのなか、外部環境の影響を受け難い中小型株に値幅取り狙いの資金が向かう流れが続きそうである。個別の材料のほか、ビットコインやゲーム関連辺りに注目か。
(村瀬智一)


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